廃車の方法と廃車前の注意事項②廃車にする前の注意点

      2016/02/28  [廃車手続きと注意点]

haisha

長年乗った古い自動車や、事故車に高い修理費用をかけるならば廃車にして、いっそのこと新しい自動車を購入しようと考えるのは当然のことだと思います。

しかし、簡単に廃車と諦めてしまう前に確認して欲しいことがあるのです。

それは、本当にその自動車にはゼロ円の価値もないのか?という点です。

古い自動車や事故車なんて何の価値もないだろうとタカをくくって、ディーラーや販売店に丸投げしているケースが多いようですが、難のある自動車すべてが査定ゼロ円となるわけでありません。

事故車でも意外と驚くような金額で買い取ってくれるケースもありますし、修理が必要な不動車で廃車にするしか道はないと思っているものでも廃車費用くらいの査定が付くケースもないとはいえないのです。

ですから、すんなり廃車と決めつけて、そのまま廃車処理を依頼するのは絶対にやめましょう。

まずは廃車にする前に、本当に査定が付かないのかをキチンと確認してみてください。

 

1.廃車は結構費用がかかる!

定期的に自動車を買い替える人でも、乗っている自動車は下取りや買取処理に回すため、廃車なんて生涯に何度も経験することではないでしょう。

ですから、廃車にどれくらいの費用がかかるのかは全くわからないという人がほとんどだと思います。

しかし廃車は、自分で行うのか、業者に依頼するのか、そして廃車にする車種によってもその費用が変わってきます。

それでは、廃車にはどれくらいの費用がかかるのかを理解してもらうためにも、その費用内容について具体的に説明していくことにしましょう。

■自動車リサイクル料金

平成17年1月1日から自動車リサイクル法が施工されました。

ですから、自動車を解体した後の廃車手続きである、永久抹消登録や解体届出を行う際には自動車リサイクル料金を支払わなければなりません。

自動車解体時には、、カーエアコンのフロンガスやエアバッグ、有用資源を回収した後に残る大量のごみであるシュレッダーダストなど、高額な費用がかかる処理が発生します。

そのため、解体業者等の不法投棄や不法埋め立てが横行して、環境破壊となりかねない状況となりました。

自動車リサイクル法とは、それを防止するためにこの処理費用を自動車の所有者に課したものです。

自動車リサイクル料金は自動車購入時に支払うこととなるのですが、費用はメーカーや車種によって変化します。

そして、その料金は大まかに分類すると、

・軽自動車   約8,000円

・普通車    約10,000円

・外車・輸入車 約20,000円

となります。

新車を購入して乗り潰した場合には、購入時に支払い済みですから解体時に再度支払う必要はありませんが、中古車を購入した際には、前の持ち主に還付されることとなるために、次の所有者に支払い義務が発生することとなります。

つまり、自動車リサイクル料金とは、解体を行う際の最終所有者が負担することとなるわけです。

■最終的に廃車費用はどれくらいになるの?

そして、廃車時にかかる費用は自動車リサイクル代金だけではありません。

総合的にかかる費用は、

解体費用(1~2万円)+廃車手続き費用(1~2千円弱)+リサイクル費用(中古車の場合)

となってきます。

しかも、これは全てを自分で行う場合です。

これを業者に依頼する際には、ここへ手数料が発生してくることになるのです。

業者への手数料は依頼先によって異なりますが、大体1万円くらいが相場です。

ですから、最終的にかかってくる廃車費用は、

個人で行う場合   1万千円~2万二千円

業者に依頼する場合 2万千円~3万二千円

も必要となってくるわけです。

しかも解体時に車両引き上げを依頼する際には、引き取り料として1万円くらいが請求されることとなります。

そうなると、最大で4万円を超える出費となるケースも考えられるのです。

つまり、廃車とは皆さんが考えているような安価な出費で行えるものではないケースも出てくるということなのです。

 

2.廃車にする前には必ず査定を!

以上のように、廃車は必ずしも安価な費用でできるものではありません。

ですから、廃車にしようとする自動車が本当に一文の足しにもならにのかはチャンと確認するようにしましょう。

現在は事故車や不動車、冠水車(水没した自動車)、過走行車でも査定が付くケースは珍しくありません。

ですから、年数が経過して廃車にするしかないように思える自動車でも、立派に査定額がついて買い取りしてもらえる可能性が高いのです。

■何で査定が出るの?

そんな馬鹿なと思われる人も多いかもしれませんが、中古車の転売は何も国内に限ったものではありませんし、走行目的の転売だけではありません。

海外での日本者の人気は高く、国内では売れそうにない中古車でも、シンガポールやタイなどのアジア地域では十分需要がありますし、走行できないものでも、パーツ取りして中古パーツとして転売できますし、自動車のボディは鉄として転売することも可能なのです。

例えディーラーや販売店で廃車にするしかないと言われたとしても、こういった転売ルートを持つ自動車買取業者ならば、チャンと査定をつけて買い取りしてくれるというわけなのです。

■査定は事故車OKの自動車買取業者へ

これらの中古車は自動車買取業者であればどこでも買い取ってくれるというわけではありません。

やはり、上記のような特殊な販売ルートを持ったところでないと買い取りは行ってくれないでしょう。

ですから、そんな際には「事故車OK」を掲げている自動車買取業者を利用するようにしてください。

インターネットで検索すれば数多くの業者が出てくるので、その中でお住まいに地域にあって、できるだけ大きな信頼のおける業者を選ぶように心がけましょう。