自動車の個人売買のメリット・デメリット②個人売買のデメリットは?

      2016/02/21  [個人売買でのデメリットは?]

以上のように個人売買には通常の自動車売買にはない、いくつものメリットがありますが、それ以上にいくつものデメリットがあることもチャンと理解しておかなければなりません。

それでは個人売買のデメリットにはどのよなものがあるのか説明していくことにしましょう。

 

1.様々な手続きを個人で行わなければならない

CDを個人売買するのならば、代金を支払って現物を手にするだけで取引は完了しますが、自動車はそんなに簡単にはいきません。

自動車の場合には、名義変更や登録をはじめとして保険加入等の手続き等、様々な書類やその提出が必要となってきます。

業者を介した場合には、その殆どを業者が用意してくれ、その後の処理も一任することができるのですが、個人売買の場合にはその全てを当人同士が行うこととなります。

これらの知識があれば問題ありませんが、誰もがそんな知識を持ち合わせているわけではありません。

そこで書類の不備等が出てきてスンナリと進まないことが多いのです。

そこで、参考までに自動車の売買時に必要となってくる必要書類について紹介しておくことにしましょう。

<購入側>

・車庫証明

・印鑑登録証明書および実印

<販売側>

・車検証

・自賠責保険証明書

・自動車税納税証明書

・委任状および譲渡証明書

・印鑑登録証明書および実印

・リサイクル券

・住民票および戸籍謄本(車検証の住所が現住所と異なる場合)

・予備検査証と登録識別情報等通知書(一時抹消、予備検査付きで販売する場合)

見てもらえばわかるのですが、販売側の方が用意しなければならない書類は圧倒的に多いのが分かってもらえるかと思います。

しかし、これはあくまでも一般的な自動車売買の場合の割り振りですから、専門知識のないもの同士での取引となると、どちらがどれを用意するのか等で揉めることも少なくないようです。

その上、見たことも聞いたこともない書類も少なくありませんから、どちらかが自動車登録の知識を持って進めていかなければ、書類の手続きだけでバタバタになってしまうことが実に多いのです。

 

2.トラブルが起きても当人同士で解決するしかない

インターネットへとその場を移している中古自動車の個人売買ですが、取引相手が日本全国へと範囲が拡大されたことから良い物件が見つかりやすくなるというメリットは出てくるのですが、その反面、取引相手がどんな人だか全く分からないという大きな問題が出てきます。

たまたまネットで見つけた相手が近くだったとうことも無きにしも非ずですが、そんな事は殆どないといっていいでしょう。

ですから、相手に対する信頼性は本当に低いものとなってきます。

また、取引相手が県外の場合、取引物件となる自動車の程度を直接確認することも難しいために、自動車の状態をキチンと判断することができないケースが多いのも事実です。

個人売買でよく聞くトラブルは、

・事前に聞いていた走行距離と違う

・写真や動画では分からなかったけど傷が多かった

・外観は問題なかったのに、内装がメチャクチャだった

といったことから、

悪質なものだと、

・事故車だった

・メーター改ざんがされてた

というケースもあるようです。

業者から購入した場合には、業界団体や公正取引協議会に申し出ることができますが、個人売買の場合には、基本的には当人同士でこれらトラブルを解決しなければなりません。

事前に法的効力のあるシッカリとした契約書を締結するという方法でトラブル回避する手もありますが、相手がいなくなったり、返済能力がなかったりした場合には結局のところ役に立たない中古車を押し付けられておしまいという話にもなりかねないのです。

 

3.ローンやクレジットは組めない…

インターネット上でも個人売買のサイトが増えてきたことによって、個人売買は徐々に盛り上がってきているようですが、個人売買は基本的には現金売買となります。

つまり、自動車購入の主流となっているローンやクレジットを組むことはできないのです。

ローンやクレジットはその会社とローン契約及び、クレジット契約を結んだ会社や事業主との売買契約でしか利用することはできません。

個人がローン会社等とそんな契約を結んでいるはずありませんから、購入時にはローンやクレジットでの購入は不可能となってきます。

利用目的を問わないカードローンを利用すれば分割での購入も可能となってきますが、一般の自動車ローンと比べて驚く程高い金利となってくるので、あまりおススメはできません。

ですから、個人売買で中古自動車を購入する際には、現金購入が基本となってくることをよく把握しておくようにしておいてくださいね。