個人売買のトラブルって?④修復歴トラブル

      2016/02/21  [個人売買でのデメリットは?]

中古車の売買において一番ポイントとなってくるのが自動車の修復暦です。

これは中古車の査定を行う上でも大きなポイントとなってきており、どんな修復をしているかによって、自動車の査定額は大きく変動してきます。

この点もあって、通常の中古車下取り業者に販売するより、高額な販売を期待して個人売買を利用する売り手が多いのも実情です。

ですから、自動車の個人売買の場合、一般的には低い査定額である中古車を思いもよらない高額で購入しまったことを後で気づくことになる事後トラブルが多いのです。

よって、自動車の個人売買を行う際には、自動車の修理歴がどれくらい査定に影響するのかを把握しておくことは有益であり、購入後に「騙された!」ということにならないための事前予防策にもなってくるのです。

 

1.修復暦車(事故車)の定義

一概に修復歴車といっても、「修復=低査定」というわけではありません。

こすったバンパーを修復したとか、凹んだフェンダーを交換したといった修復は査定時に大きなマイナス査定となる要因とはならないのです。

ですから、これら軽度の修復であれば、修復暦を持つ自動車という適宜には当てはまらないことになります。

それでは修復暦を持つ自動車、つまり事故車と呼ばれる定義は何なのでしょうか?

修復暦の定義は、車両の骨格部分で強度を司るフレームやシャーシなどに、交換や修正を施した経緯がある自動車です。

つまり、単なる交換や修復でなく、車両走行時に影響が出るような部分の交換や修正が修復暦(事故車)と呼ばれるというわけです。

 

2.修復暦車のリスク

修復歴車といってもチャンと修理したものならば、走行に問題が出ることはないでしょう。

しかし、自動車のスペック通りの走行ができないなど、修復暦のない車と比較すれば性能が劣化していしまっていることに違いはありません。

これが低査定となる一番の原因でもあります。

また、修復がチャンと行われていない場合は、走行に問題ができることも考えられるので、個人売買においては適正価格と品質において購入後トラブルとなる車両が紛れていないとは断言できず、それに当たってしまう危険性が高いのも事実です。

しかも、個人売買の場合には消費者を守るための消費者契約法が適用されないだけでなく、公正取引委員会へ訴えもできません。

ですから、修復暦車トラブルに当たった場合には、簡単に和解することができないのが実情です。

 

3.修復暦はシッカリと確認を!

何でもありの自動車の個人売買の場合には、修復暦車が紛れている可能性があることをよく理解して、修復暦の確認は怠らないようにしましょう。

しかし、中には詐欺行為を目的としている業者も存在するので、修復暦の開示とともに、自動車査定を求めるのもいい方法です。

これら条件を受け入れてくれない場合は、その相手は怪しいと考えた方が無難かもしれません。

決して価格だけを誇張して、この点をないがしろにした相手との取引は控えるようにしましょう。